髪の傷み・ダメージに悩む女性は多いでしょう。キューティクルは、髪の傷みなどをケアする上で非常に重要で、女性の命とも言われる髪の毛を守る役割を果たしています。ここでは、髪の構造からみるキューティクルの役割を詳しく解説するとともに、傷みのケア方法も併せて紹介します。
キューティクルの意味と役割
まずはキューティクルがどのようなものなのか、その意味や役割などを詳しくみていきましょう。
キューティクルの意味
キューティクルとは髪の毛を覆っている、髪の一番外側にある組織のことです。髪の毛は、内側から順番にメデュラ、コルテックス、キューティクルといった3層構造になっており、一番外側にあるキューティクルは、ウロコのように重なっているのが特徴。キューティクルは、タンパク質が角質化したものなので硬いのですが、少しの摩擦でも傷ついたり開いたりしてしまうほど大変デリケートです。
キューティクルの役割
層の一番外側にあるキューティクルは、キューティクルより下にあるメデュラやコルテックスを外部刺激から守る役割を担っています。毛髪の8割から9割を占めているコルテックスには水分が含まれており、その水分量をキープしているのも、外側から髪を守っているキューティクルなのです。 このようにキューティクルが髪をしっかり守ってくれることによって、健康的な髪の毛になるだけでなく見た目も美しいツヤツヤの髪の毛へと導いてくれます。
キューティクルが損なわれると?
キューティクルは少しの摩擦にも弱いと説明しましたが、カラーやパーマ、アイロンやドライヤーの熱などでも簡単に開いてしまいます。
キューティクルが傷んだり開いたりすると、髪の内部もダメージを受けてしまい、切れ毛や枝毛といったダメージヘアの原因に。しかも、一度剥がれ落ちたキューティクルは自己修復できないため、剥がれ落ちないようにしっかりとケアすることが重要なのです。
髪の傷みをケアする方法

健康的で美しい髪の毛にするためにも、ヘアケアはとても大事です。こちらでは、キューティクルを重点的にケアして髪の傷みをケアする方法を紹介します。
正しいやり方でシャンプーする
髪や頭皮に付着した汚れを取るために欠かせないシャンプー。間違ったシャンプーの仕方で髪の毛を洗っている人が意外と多いようです。
しっかり汚れを落とそうと、ついゴシゴシと強い力で擦ったりしていませんか?キューティクルは髪の毛を濡らすと開く性質があります。その状態で、髪の毛をゴシゴシしてしまうと髪が傷んでしまう原因になります。そのため、髪の毛をゴシゴシ洗うのは禁物です。
まずは髪の毛をしっかりとすすいでから、髪の毛の汚れを落とします。次に手のひらにシャンプーを取ったら、しっかりと泡立てましょう。しっかりとした泡で髪を洗うと、摩擦が起きるのを防いでくれます。泡立てたシャンプーを髪の毛に乗せたら、地肌を揉みこむようにして洗ってください。
髪の毛をサラサラにするシャンプーの方法をさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェック!インバストリートメントで保湿する
洗顔後にお肌を保湿するのと同様、髪の毛も保湿が大切です。そんな髪の保湿に欠かせないのがインバストリートメント。インバストリートメントはシャンプー後の濡れた髪の毛に使う洗い流すタイプのトリートメントのことで、髪の奥深くまで浸透しダメージをケアしてくれます。
シャンプー後に髪の水気を切ったら、頭皮にトリートメントが付かないように根本を避けて、毛先からトリートメントをもみ込んでいきましょう。目が粗めのクシで髪の毛をとかしてトリートメントを馴染ませれば、トリートメントがより浸透しやすくなります。
トリートメントを浸透させている間に、身体を洗ったり湯船に浸かったりしましょう。しっかりと時間を置くことも、トリートメントをより浸透させることにつながります。
最後にトリートメントを洗い流して終了です。この時、トリートメントを流しすぎないように注意。滑らかさが残るくらいに留めておきましょう。
必ずドライヤーで乾かす
髪の毛が傷むからという理由でドライヤーを使わない人もいるかもしれません。しかしそれは逆効果。ドライヤーを使わずに自然乾燥させる方が髪の毛が傷んでしまうのです。
濡れた髪はキューティクルが開いている状態。そのため、濡れたままにしておくと、髪の水分やたんぱく質が外に流れ出てしまい、髪がダメージをうける原因になります。洗髪後はタオルドライし、ドライヤーでしっかりと乾かすのが鉄則です。
また、ドライヤーの前に洗い流さないタイプのトリートメントを付けるのもおすすめです。ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
カラーやパーマの間隔を長くする
カラーやパーマで髪のおしゃれを楽しむ人も多いでしょう。しかし、これらに使う薬剤はキューティクルを傷つけてしまったり、髪の構造を変えたりするため、髪が傷みやすくなる原因となります。高頻度で行うとキューティクルが損傷してしまうので、カラーやパーマはなるべく間隔を開けて行うようにしましょう。
ヘアオイルで髪をコーティングする
トリートメントが髪のダメージを補修してくれるアイテムであるのに対し、ヘアオイルは髪を保湿してくれるアイテムです。またヘアオイルを付けることで髪をコーティングし、紫外線などの外部刺激から髪を守ってくれる役割もあります。ヘアオイルは保湿や摩擦の軽減、スタイリングなどさまざまな場面で活躍してくれるアイテムです。
そこでおすすめしたいのが「ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア リッチ補修オイル」。2WAYタイプのヘアオイルなので、お風呂上りの濡れた髪にも、朝のお出かけ前の乾いた髪にも両方使えて便利です。
プレミアムゴールドヒアルロン酸オイル*1とシアバター・アルガンオイル配合*2で、髪のダメージ補修と保湿をしてくれツヤのある髪の毛に導きます。
*1 ホホバ種子油、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸・保湿成分、*2 補修成分

ラックス ビューティーiDのおすすめの組み合わせ
ラックス ビューティーiDはなりたい髪の仕上がりに合わせて、9通りの組み合わせから選ぶことができます。
おすすめは「0-7-16」の組み合わせ。ダメージを補修し、毛先までつるんとしたツヤ髪へ導きます。「0」は合成着色料やパラベン無添加のノンシリコンシャンプーで、優しい洗い上げます。「7」はトリートメントで、デュアルヒアルロン酸*3やハチミツエキス*4を配合し、なめらかな髪質へ導きます。オレイン酸*4とアルガンオイル*5を配合したエッセンスの「16」はツヤツヤな仕上がりに。ジューシーフルーツのようなきらめく香りが特徴的。
*3 ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム/加水分解ヒアルロン酸: 保湿成分、*4 保湿成分、*5 ツヤ出し成分

ヘアケア以外の美髪習慣
髪も肌と同じように、日々の生活習慣が大きく現れるといっても過言ではありません。ヘアケア以外にも髪に良い影響を与えてくれる習慣はさまざま。ここでは、そのなかでも特に押さえておきたい美髪習慣を紹介します。
質の良い睡眠を心がける
良質の睡眠が美肌に結びつくことはよく知られていますが、実は肌だけではなく髪にも良い影響を与えてくれます。たっぷりと睡眠時間を取ると、寝ている間に髪のダメージが修復されます。また、睡眠によって血液循環がスムーズになるので、成長ホルモンの促進につながり、髪を内側から健康にしてくれるのです。
ストレスをため込まない
ストレスも髪に悪影響を及ぼす原因の1つ。血液がうまく循環することによって、髪に酸素や栄養素が行き渡り、健康で美しい髪へと導かれます。しかし、ストレスを感じてしまうと髪に十分な酸素や栄養素が行き渡らず、髪がダメージを受けてしまうのです。髪の健康のためにもできる限りストレスを発散させるようにしましょう。
ここまで紹介した美髪習慣以外の方法もたくさんありますが、外からのケアと内からのケアをすることによってより美髪に近づけるので、簡単にできることから始めてみてください。
正しいキューティクルケアで美髪を目指して
美髪を維持するためには、髪を保護してくれるキューティクルをこまめにケアすることが何より大切です。キューティクルは一度剥がれ落ちると自己修復できないため、剥がれ落ちないようにしっかりと髪のケアをしてあげましょう。こちらで紹介したケア方法は、髪の毛を乾かす時にちょっとしたポイントをおさえたり、ヘアトリートメントやオイルで髪の毛をケアしたりなど簡単に始められることばかりです。できることから取り入れて美髪を目指しましょう。