髪にくせが付きやすいと、ひと目見ただけでわかるほどうねりが生じたり、全体がうまくまとまらなかったり、前髪が思うように流れてくれなかったりします。そんなときは、一度ケアの仕方を見直してみましょう。この記事では、くせ毛を目立たせないケアのコツを紹介します。
その髪の悩み、くせ毛が原因かも?
自分の思うようにスタイリングできないのは、くせ毛が関係しているからかもしれません。くせ毛によって起こるかもしれない髪のトラブルは主に3つあります。
髪が広がる
くせ毛は直毛に比べて湿気の影響を受けやすく、広がりやすいと言われています。雨などの湿気が多いとき、湿度の高い室内にいるときは特に気になる、という方はくせが付きやすい髪質なのかもしれません。
当然どんな方でも湿気の影響を受けることはありますが、髪がうねっている様子が見られた場合、くせ毛である可能性は十分あります。
ツヤが出ない
くせ毛は髪の表面がねじれているために、光が乱反射してしまうとされています。美しい髪の象徴とも言える「ツヤ」は、髪が光を均一に反射していなければ現れないのです。
このことから、「なかなか綺麗なツヤが出ないという状態であれば、髪に目立ったうねりがなくてもくせ毛の疑いがある」ということがわかります。
前髪がキマらない
前髪は比較的生えぐせが目立ちやすく、くせ毛だとぱっくり分かれてしまったり、思い通りの方向へ流せなかったりします。他にもくせ毛の方は、「前髪が短いとうねりやすい」「汗の湿気で崩れやすい」などのドラブルも起きたりします。
くせ毛ケアはシャンプーから!コツ&アイテム選びのポイント
くせ毛による悩みのケアには、髪質にあわせたシャンプー、スタイリングのやり方が重要です。個人差はあるものの、これらを意識してケアすれば仕上がりを少しでも良くできるかもしれません。
ここでは、くせ毛の方に良いとされているシャンプーのやり方、ケアアイテムの選び方を紹介します。
シャンプーはしっかり泡立てて頭皮を洗う
くせ毛になるのは、「毛穴の形」も原因のひとつと言われています。そのことを考慮し、シャンプーをするときはしっかりと泡立て、毛穴に汚れが残らないようすみずみまで洗いましょう。
<シャンプーの具体的なやり方>
1.髪をとかしてほこりや汚れを取り、毛先のもつれをほぐします。
2.お湯で髪全体を濡らし、軽くゆすぐように予洗いしてください。
3.適量のシャンプー(髪の長さにもよりますが、だいたい1〜3プッシュの間)を手に取り、しっかりと手で泡立てるのがポイントです。原液のまま頭皮につけないように注意しましょう。
4.爪を立てずに指のはらを使って洗っていきます。地肌を洗うイメージでやさしく洗うのがコツです。毛先はシャンプーの泡を伸ばすようにして汚れを落としてください。
5.指を通しながら全体をお湯で流せば完成です。シャンプーが残ると髪や頭皮へ負担をかけることもあるので、すすぎ残しがないようしっかりと流しましょう。
髪質に合ったシャンプー&トリートメントを選ぶ
くせ毛を扱いやすくするためには、髪質に合ったシャンプーとトリートメントを選ぶことが大切です。
シャンプーは髪が摩擦でダメージを受けないよう、よく泡立つものを選びましょう。また洗浄力が強すぎず、毛髪1本1本にうるおいを与える髪にやさしいタイプがおすすめです。
うねりや広がりを抑えるには保湿が大切。髪にうるおいを与えるトリートメントを、意識して選んでみてください。
ラックス ビューティーiDは「なりたい髪の仕上がり」から選べる

「髪に悩みはあるけれど、どんなアイテムが自分に合うのかわからない」そんな方におすすめしたいのが、ラックス ビューティーiDです。
ビューティーiDは、9通りの組み合わせから選ぶカスタマイズケアシステムを採用しています。泡立ちのよいノンシリコンシャンプーに加え、髪質にあうトリートメント、思い描く質感に近いヘアエッセンスを好きに組み合わせられるというシステムです。トリートメントとヘアエッセンスは3つの種類から選べます。
広がったりうねったりする髪には、するんとまとまる「コントロール トリートメント」がおすすめです。髪の内側にうるおいを与えて外側をコーティングし、扱いやすいやわらかなツヤ髪へと導きます。
また以下のように、組み合わせるエッセンスによって仕上がりを選べるようになっています。
0-14-5<まとまり×しっとり>広がりを抑えしっとり落ち着いた髪質へ
0-14-16<まとまり×ツヤツヤ>まとまりのある扱いやすいツヤ髪へ
0-14-3< まとまり×サラサラ>ごわつく髪もやわらかくまとまり、指通りの良いサラサラ髪へ
組み合わせのイメージがつかない方も、決して悩む心配はありません。30年にわたるラックスのヘアケア研究をいかして作られた「Beauty iD診断」では、7つの簡単な質問に答えるだけで組み合わせを提案します。迷ったときにはぜひ活用してくださいね。
BeautyiD 診断 STARTくせ毛を目立たせない!ブローのコツ
くせ毛を目立たせないためには、ブローの段階でしっかりとスタイリングする必要があります。ここで紹介するのは、くせ毛の方に推奨されているブローのコツです。
髪は根元から乾かす
表面ばかりにドライヤーをあてると、表面の髪や毛先の水分を奪いすぎてしまうおそれがあります。そうならないためにも、乾かすときは根元から順におこないましょう。また、乾かすのは比較的乾きにくい襟足からスタートするのがおすすめ。
一方向にくせがつかないよう、根元で指先を小刻みに動かしながら乾かすのもポイントです。
根元から毛先に向かって乾かす
根元から毛先に向かって乾かすと、毛流れが整いやすくなります。
耳から前の髪を乾かすときは、頭の丸みに沿うように手ぐしを通しながら乾かすとくせがつきにくいそうです。耳周りの短い毛は、頬に沿うように乾かしましょう。
濡れている髪には、目の細かいクシやブラシがおすすめ。毛流れを揃えるように優しくといてください。
しっかりと乾かすことで崩れ防止
「ドライヤーをかけて整えたのに、時間が経つと崩れてしまった」という場合、髪がまだ湿ったままだった可能性があります。
髪がしっかり乾いていない部分は、髪が動くと形が変わり、シルエットが崩れてしまうのです。特に根元や髪の内側が生乾きだと、目立ったうねりやハネが出ることもあります。
ブローするときは濡れている部分が残らないよう、指通りがサラサラとするまでまんべんなく乾かしましょう。
最後は冷風でスタイルをきめる
温風で髪全体を乾かしシルエットを整えたあとに冷風を当てると、くせ毛を抑えて整った状態をキープしやすくなります。冷風のときも必ず根元から毛先へと風を当てましょう。
くせ毛を抑える!前髪スタイリングのコツ
上記でもお伝えした通り、くせ毛は前髪が崩れやすい傾向にあります。そこで推奨されているのが、以下で紹介するスタイリングです。
髪を濡らす
まずは寝癖なおし用のスタイリング剤や水を使い、前髪を濡らしてくせをリセットしましょう。ここでのポイントは「根元まで濡らすこと」です。髪の形を変えやすい状態にするための行程なので、省かずにおこなうことをおすすめします。
生えぐせと逆に乾かしてから流したい方向にブロー
前髪をブローするときには、生えぐせと逆の方向に髪を流すように乾かしましょう。根元にドライヤーの熱を当てながら、手ぐしやブラシを使って軽く引っぱるようなイメージでブローしてください。
生え際を乾かしたら、ヘアアイロンなどで流す方向・スタイルを整えます。
スタイリング剤はキープ力のあるものをチョイス

前髪がキマったら、崩れないようにキープ力のあるスタイリング剤をつけて仕上げましょう。湿気に強く、雨の日でもスタイルが崩れにくいスタイリング剤がおすすめ。
ラックス美容液「スタイリング スーパーハード&キープスプレー」は、まさに雨の日も崩れないようキープしてくれるアイテムです。ホホバオイル(ツヤ出し成分)、アルガンオイル(補修・保湿成分)、メドウフラワーパール*1(なめらか成分)の3つの美容液成分がブレンドされています。パサつきやダメージのある髪でもなめらかな質感へと導きます。スタイリングしながらケアができるのはうれしいですね。
*1 メドウフォーム油誘導体

くせ毛を扱いやすく!悩みをケアしよう
くせ毛は扱いづらいものですが、ケアによって少しでも仕上がりが良くなるかもしれません。自分の髪質にあったシャンプーやトリートメント、エッセンスを選び、ブローやスタイリングのコツも覚えて、くせ毛とうまく付き合っていきましょう。