髪のダメージに悩む女性は少なくありません。髪のダメージは、何気ない日常生活の一つ一つが原因になっていることもあります。この記事では、髪のダメージが気になる女性の悩みと本音、ダメージの原因と自宅でできるケア、さらにおすすめのヘアケアアイテムについてご紹介します。
髪のダメージが気になる女性の悩みと本音
髪のダメージといっても、いろいろなタイプがあります。ダメージヘアの女性は、具体的にどんな点に悩んでいるのでしょうか。髪のダメージが気になる女性の悩みや本音に迫ってみましょう。
気になるダメージヘアの悩み
髪のダメージに悩む女性に調査をしたところ、一番気になる悩みが「パサつき」でした。そして「くせ毛や縮毛」「枝毛」「ツヤがない」「抜け毛が多い」とさまざまな悩みが続きます。
他人からの目が気になる
髪のダメージに悩む女性は、他人からの目が気になるとも言います。美しい髪の女性には、「清潔」「清楚」「上品」というポジティブなイメージを持っていますが、髪が傷んでいる女性に対してはネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。
そのためか、他の女性の髪のダメージが気になる人も多いと言います。つまり、多くの女性が他人の髪の毛をチェックしているのです。
髪にダメージを与えてしまう原因あれこれ
髪の毛の構造はかっぱ巻きに例えられることもあります。中心のきゅうりの部分が「メデュラ」、ご飯の部分が髪の多くを占める「コルテックス」、海苔の部分が髪を保護する「キューティクル」です。
このキューティクルの状態によって、髪の状態は左右されるのです。髪にダメージを与えてしまう原因には、次のようなことが挙げられます。
パーマ、ヘアカラー、ブリーチによるダメージ
ダメージヘアの最も大きな原因の一つが、パーマやヘアカラーなどの化学薬品によるダメージです。
パーマやヘアカラーの薬剤は、キューティクルを開いて薬液を送り込むため、しっかりとしたアフターケアが大切です。
ヘアアイロンやドライヤーによるダメージ
ヘアアイロンやドライヤーの熱は、髪のタンパク質が変性を起こすためダメージとなってしまいます。ドライヤーを長時間当て続けないためにも、髪を洗った後のタオルドライをすることが大切です。
紫外線によるダメージ
髪の毛が大量の紫外線を浴びることでも、キューティクルは損傷を受けます。髪は肌と違って再生機能がありませんので、受けたダメージはそのまま蓄積されてしまいます。
紫外線によって髪がダメージを受けると、水分が奪われて乾燥が進行するだけでなく、色素細胞もダメージを受け、髪の色も少しずつ赤茶けてきてしまいます。
ブラッシングによるダメージ
ブラッシングによる物理的なダメージも、髪の傷みの原因になります。これはブラッシングをしすぎたり、刺激を与えすぎたりすることによって、キューティクルが剥がれてしまうからです。
特に乾燥している髪は、刺激に対しても敏感になっています。強い力でのブラッシングは、キューティクルが剥がれてダメージの原因になります。
シャンプーによるダメージ
濡れた髪は、とてもデリケートな状態です。十分に泡立てずにシャンプーをすると、キューティクルが傷つきやすくなってしまいます。
海やプールでのダメージ
海や屋外プールは、太陽の紫外線によって髪が傷んでしまう可能性があります。特に海は潮風の影響などの複数の原因が重なるシーンです。様々なダメージを受け、一気に髪がパサパサになってしまうことが多いようです。
またプール水には塩素系の成分が含まれていることが多く、キューティクルを傷つける原因になります。
髪の毛のキューティクルについて、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事もチェック!ダメージをケアするためのヘアケア
髪の毛は皮膚と違って、死んだ細胞であるため、自己修復機能がありません。そのため、ダメージを受けた髪は残念ながら元には戻りませんが、ダメージの補修はできます。新しく伸びてくる髪は、健康でツヤのある髪にしたいですね。そんな時は、次の対策を試してみましょう。
シャンプーとコンディショナーを正しく使う
絡まった髪を無理にほどこうとすると髪の毛が傷むため、シャンプーの前に軽くブラッシングをしておきます。そしてシャンプーをつける前には、お湯でしっかりと予洗いをしましょう。
シャンプーはお湯と空気を含ませるように、よく泡立てから髪と頭皮に付け、指の腹で頭皮をマッサージするように洗います。シャンプーで汚れをしっかり落としたら、すすぎは時間をかけて丁寧に行います。お湯の温度が熱すぎると皮脂まで落としてしまうため、ぬるま湯が理想です。
コンディショナーは、毛先から髪の中間にかけて揉み込むようになじませます。洗い流すときはぬめり感がなくなるまで、しっかりすすぎます。
ドライヤーで正しく乾かす
洗った後の髪は長時間放置せず、こすらず押さえるようにしてタオルドライをします。タオルドライをすることで、ドライヤーを当てる時間を大幅に短縮でき、熱による髪へのダメージを軽減できます。
ドライヤーを使う時は、髪から離して根元から乾かし始めましょう。根元に温風が行きやすいように、指を通しながら乾かします。半乾きになったら毛先の方へドライヤーの風を当て、ほとんど乾いた状態で終了します。
乾かすときは洗い流さないトリートメントなどを使って、ドライヤーの熱から守るようにするとよいでしょう。
髪の紫外線対策も忘れずに
日差しの強い時は、帽子や日傘などで髪も紫外線対策をしましょう。海やプールなど帽子や日傘を使うことが難しいような状況では、UVカットの洗い流さないトリートメントやスプレータイプの日焼け止めを事前につけておくことも大切です。
また海水やプールの水が髪に付くと、ダメージにつながります。髪をひとつに結び、まとめることでなるべく濡れないようにし、濡れてしまった場合はこまめに水分を拭き取るようにします。
帰る前には真水で洗い流して、ダメージケア用のシャンプーとトリートメントでケアしてから帰るようにしましょう。
髪のダメージにおすすめシャンプーとヘアケアアイテム

髪のダメージをケアしたり、髪のダメージを予防したりするためには、髪質にあったシャンプーを使うことや正しいヘアケアを行うことが大切です。では、髪のダメージケアのためには、実際にどんなシャンプーを使えばよいのでしょうか?ここでは、ダメージケアにおすすめのシャンプーとヘアケアアイテムをご紹介します。
ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア

日々のダメージも、カラーやパーマによるケミカルダメージも内側まで濃密に補修してくれるのが、ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペアです。シャンプーだけでなくトリートメントやヘアマスクなど、シリーズで使うとより効果的になります。シアバター・アルガンオイル(補修成分)を配合しています。

ラックス バイオフュージョン

特にダメージが気になるという人におすすめなのが、ラックス バイオフュージョンです。こちらはラックスのプレミアムラインシリーズで、「復活草」という別名を持つ、植砂漠植物である「ローズ・オブ・ジェリコ」の抽出成分(保湿成分)を贅沢に配合しています。傷みきった髪から、ツヤのある美しい髪へ導いてくれます。

ラックス ビューティーiD
ラックス ビューティーiDのシャンプーは、やさしく洗うことに特化したノンシリコンシャンプー。ピュアクレンズ処方で、たっぷり泡がやさしく汚れを吸着します。カモミールウォーター*1とウォーターミントエキス*1を配合しています。
*1 保湿成分
ビューティーiDは、シャンプー、トリートメント、エッセンスとの組み合わせを、自由に選べるカスタマイズヘアケア製品です。
ダメージヘアが気になる人も組み合わせによって、集中ダメージ補修をしながらトリートメントでうるおいのある髪を目指したり、エッセンスで艶めく質感を目指したりできます。
ここでダメージヘアが気になる女性に特におすすめの3つの組み合わせ例をご紹介します。
・0-7-5 なめらかxしっとり
優しく洗うシャンプーとデュアルヒアルロン酸*2とハチミツエキス*3をブレンドしたリッチトリートメント、そして軽い付け心地で伸びの良いミルクタイプエッセンスの組み合わせです。
*2 ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸: 保湿成分、*3 保湿成分
髪のダメージやパサつきをケアしながら、やわらかなしっとり髪へ。

・0-7-16 なめらかxツヤツヤ
髪のツヤが欲しいという方には、この組み合わせ。シャンプーと毛先までしっかり浸透する濃密トリートメント、オレイン酸*4とアルガンオイル*5をブレンドしたオイルエッセンスの組み合わせです。
*4 保湿成分、*5 ツヤ出し成分
ダメージを補修しながら、毛先までつるんとしたツヤ髪へ導きます。

・0-7-3 なめらかxサラサラ
シャンプーとリッチトリートメントにスムースホホバオイル*6と加水分解シルク*7をブレンドした軽い付け心地のオイルの組み合わせは、手ぐしが通りにくいという女性におすすめです。
*6 なめらか成分、*7 保湿成分
髪のダメージをケアしながら、絡まりにくいサラサラ髪を目指します。

ダメージケアは日常行動の一つ一つから
私たちは日常生活の何気ない行動で、髪にダメージを与えてしまっています。ダメージを受けた髪は元に戻ることはなくても、新しく生えてくる髪を健康で艶のある髪にすることは可能です。この記事で紹介したダメージケアを参考に、髪のケアをしてみてはいかがでしょうか。